悪代官は実はヒーローだった江戸の歴史 (講談社プラスアルファ新書)
水戸黄門なんかでと各悪役に描かれがちなお代官様。実は良民のことを親身になって考える慈悲深い「名君」が多かった。江戸時代を否定したい新政府のうそにだまされた。
「中興の祖」の研究―組織をよみがえらせるリーダーの条件
江戸時代、お殿様というのは庶民をわが子のように慈しみ、苦しまないように考えたのだと思う。特産品を考え領民に作り方を指導し、他藩と貿易をし、病院や学校を作る。今でも各地に特産物があるのはそのおかげだ。
江戸時代好き歴女にオススメ
激しい戦国と絢爛豪華な元禄にはさまれた、一見地味な3代家光、4代家綱のころの江戸時代。徳川政権が260年も続いたきっかけがここにある。実際のところ下膨れや出っ歯かもしれない戦国イケメン武将より、人情味ある癒し系のお殿様を知ってほしい。35人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2180回、公開:2011/06/30