美人だから心も美しいとは限らない・・・と知らせてくれる3冊

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醜女の日記 (新潮文庫)

シャルル・プリニエ

この本は、自分を醜女だと思っている女が恋人の心をつなぎとめようとして整形手術を受けるが、その結果、恋人を失ってしまう・・という意外な結末が妙な感動をもちます。

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世界悪女物語 (河出文庫 121B)

澁澤 龍彦

歴史の中の美女と言われた女性の生きざまというか犯罪などが描かれたもので、その時代の背景とか習慣とかも知ることができる、貴重な資料でもあります。

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悪女について (新潮文庫 (あ-5-19))

有吉 佐和子

これは、少しばかり、要領がよく先見の明がある、ちょっと欲の張った女のお話です。この主人公を可愛らしいとみるか、嫌な女とみるか感想が分かれそうな本です。

美人は心も美しいと勘違いしてる人にオススメ

「醜女の日記」は私が、高校生の頃初めて読みました。その頃の私は、主人公のザビーネがうじうじとうっとおしくって嫌いでした。が、30代・40代になってからもう一度読み返したところこの主人公の気持ちがなんとなくわかるようになりました。むしろ、恋人のハンスの性格に弱さを感じました。「世界悪女物語」はその時代の習慣・背景などが理解できました。澁澤龍彦さんには若いころにはだれでも影響を受けるのではないかな・・とも思います。「悪女について」は有吉佐和子さんのの小説が好きな方なら問題なく読めると思います。有吉さんの作品で私ははずしたことがありません。

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閲覧回数:2458回、公開:2011/02/13

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書いた人 : ボルジアさん

宝くじを当てて早く引退したいです。

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