自分の体が何で出来ているか、宇宙の歴史、その謎が知りたい人にオススメ
ここで挙げたそれぞれの本は、科学啓蒙書ですが数式は殆どありません。
一部高度で難しい内容も含まれてはいますが、易しく噛み砕いて書かれていたり、思い切って省略して
事実だけが述べられていたり、決して読み進める上での困難にはならないように書かれています。
学生時代、「水兵りーべ僕のフネ....」云々と元素周期表を暗記した人が多いかと思いますが、そもそも
その元素はどうやってこの宇宙に生まれたのか、疑問に思いませんでしたか?
宇宙はどうやって生まれて、どうして太陽は輝いているのか、疑問に思いませんか?
星の降る晩、彼女と星を見上げて「星が輝いている理由を知っているのは世界でただ一人、それは僕だ」
なんてキザな台詞を吐いてプロポーズに成功した科学者が一体どんなヤツか、知りたくないですか?
それらを解決してくれるのがこの本達です。
特に「僕らは星のかけら」は、この手の科学啓蒙書としては最高の傑作だと思います。
読みやすいし、ウィットに富んでいて思わずクスッとしてしまうページもあり、また各章のトビラの詞
も簡潔且つ解りやすく且つシャレてます。
昨年来流行りになっている「はやぶさ」もいいですが、その後ちょっと興味があれば是非これらの本を
読んでみて欲しいです。もしこの本が高校生の必読書・夏休みの感想文の指定図書なんかになれば、日
本の科学離れを食い止めるキッカケにもなるんじゃないかと思うのですが。