宇宙の歴史、元素の生成の謎に挑んだ科学者列伝

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僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して (SB文庫)

マーカス・チャウン

僕らの体、その一つ一つの元素はどのようにして出来たのか? ビックバンで生まれたり、星の中で生まれたり、超新星爆発で生まればらまかれ新たな星の元になったり。その謎の探求の歴史を描いた科学啓蒙書の傑作。

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宇宙創成〈上〉 (新潮文庫)

サイモン シン

サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」「暗号解読」に続く、科学者達が宇宙創成の謎に挑み遂にはビッグバン理論へと至る歴史、夢と苦闘を描く科学啓蒙書。

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図説・宇宙科学発展史―アリストテレスからホーキングまで

本田 成親

宇宙論の歴史を、天動説から最新の宇宙理論まで、図解入りで易しく、科学者達に焦点を当てて描いた入門書。

自分の体が何で出来ているか、宇宙の歴史、その謎が知りたい人にオススメ

ここで挙げたそれぞれの本は、科学啓蒙書ですが数式は殆どありません。
一部高度で難しい内容も含まれてはいますが、易しく噛み砕いて書かれていたり、思い切って省略して
事実だけが述べられていたり、決して読み進める上での困難にはならないように書かれています。

学生時代、「水兵りーべ僕のフネ....」云々と元素周期表を暗記した人が多いかと思いますが、そもそも
その元素はどうやってこの宇宙に生まれたのか、疑問に思いませんでしたか?

宇宙はどうやって生まれて、どうして太陽は輝いているのか、疑問に思いませんか?

星の降る晩、彼女と星を見上げて「星が輝いている理由を知っているのは世界でただ一人、それは僕だ」
なんてキザな台詞を吐いてプロポーズに成功した科学者が一体どんなヤツか、知りたくないですか?

それらを解決してくれるのがこの本達です。
特に「僕らは星のかけら」は、この手の科学啓蒙書としては最高の傑作だと思います。
読みやすいし、ウィットに富んでいて思わずクスッとしてしまうページもあり、また各章のトビラの詞
も簡潔且つ解りやすく且つシャレてます。

昨年来流行りになっている「はやぶさ」もいいですが、その後ちょっと興味があれば是非これらの本を
読んでみて欲しいです。もしこの本が高校生の必読書・夏休みの感想文の指定図書なんかになれば、日
本の科学離れを食い止めるキッカケにもなるんじゃないかと思うのですが。

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閲覧回数:3123回、公開:2011/02/01

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書いた人 : r28さん

ある時はサーバ屋、ある時はプログラム屋。
bashとかPHPとかRubyとか。ごく偶にWebObjectsとか。
PostgreSQLとか。ごく偶にMySQLとか。
CentOSとか。自宅PCはUbuntuで。

生まれは国分寺、育ちは国立、その後立川。現住は多摩市。
現在図書館の貸出カードは13枚所持。借りれるところは行きます。

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