浪花節を調べる文献2(まだまだ買えます)

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俺の喉は一声千両: 天才浪曲師・桃中軒雲右衛門

岡本 和明

2014年刊。桃中軒雲右衛門のひ孫が書いた、雲右衛門の小説。とはいえ時代考証はなかなかしっかりしている。

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江戸っ子だってねえ―浪曲師広沢虎造一代 (新潮文庫)

吉川 潮

これも小説仕立てだが、「次郎長伝は伯山から教わったのではなく弟子から教わった」という新事実が含まれ、後ほど関係者が確認している。原書は1998年刊。その文庫版。

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歌芸の天地―歌謡曲の源流を辿る (PHP文庫)

三波 春夫

三波春夫は浪曲出身なんですよ。知ってました?これはほぼ浪曲本です。

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浪曲、女子高へ行く

新井 勝治

千葉県の女子高に、ある浪曲師が公演に行くまでのお話。国友忠とは誰なのか、という所から始まる。武春さんの生家からも近い場所。なおかつ佐原は浪曲の舞台にも多くなっている場所である。

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江戸東京芸能地図大鑑 (CDーROM book)

エーピーピーカンパニー

マルチメディアCD-ROMにて東京の舞台芸・寄席芸の歴史を重層的に体験できる。浪花節の充実。参考資料が各分野別に整理されて充実。

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浪曲定席 木馬亭よ、永遠なれ。 芸豪烈伝+浪曲日記

長田 衛

うーん、著者とお知り合いになってしまったので、書きづらいです。。10数年前、木馬亭が一番客数が少なかった時期にも行き続けた著者の暖かく厳しいまなざし。

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芝居小屋と寄席の近代―「遊芸」から「文化」へ

倉田 喜弘

2006年刊。ヒラキから寄席へ進出する時代を背景から説明する。豊富な下調べをモットーとする筆者。

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興行界の顔役 (ちくま文庫)

猪野 健治

天才的興行師、永田貞雄の自伝的本。自伝的性格が強いため、都合の悪い面はうまくスポイルされている印象。

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ヤクザと日本―近代の無頼 (ちくま新書)

宮崎 学

「第4章ヤクザと芸能の世界」に浪曲を例として興行とやくざの絡みを隠すことなく書かれている。

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まるごと三味線の本

田中 悠美子

タイトル通り三味線を使う芸能全ての過去・現在・未来を網羅的に見通せる一冊。実は横断的に各演目を比較できるのは貴重。

浪曲に関心のある人にオススメ

アマゾンにリンクしてますので、購入ももちろん可能です。検索失敗の時は「カーリルローカル」http://calil.jp/local/を利用して見つけるのも一つの手です。それで見つからなければ、日本の古本屋さんhttp://www.kosho.or.jp/servlet/topで古書検索や、NDLサーチhttp://iss.ndl.go.jp/、国立劇場裏の伝統芸能情報館http://www.ntj.jac.go.jp/tradition.htmlなども活用してください。これで飽き足らない方はその3http://calil.jp/recipe/5231083809406976へ。

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閲覧回数:1362回、公開:2014/09/05

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書いた人 : とほほのほさん

なんだかんだでたくさん回っています。
(街歩きも好きですよ)
地元図書館に不満→近隣図書館へ→感激→放浪。
過去の備忘録代わりにスタンプラリーしてるけど、オレって回り方が特殊だワン

駅前・新館・蔵書充実は高評価。経年劣化に抗して蔵書が良いな、と思える所も評価したいです。その点で地元図書館は再評価中です。

この機会に。OPAC端末をひらがなのみにするのはやめて。「ど」だと「弩」は埋もれちゃうよ。

Twitter : pinpain - 作者につぶやく

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