あと少し、もう少し
「駅伝」って、ドラマですね… 人数が足りない陸上部のために走る一人一人がよく書き込まれていて、思わず応援してしまいます。陸上のことはわからなくても、しっかりと生徒を見ようとする先生も素敵。
島はぼくらと
舞台は瀬戸内海の小さな島、冴島。主人公は、進路や家族の在り方、恋にも悩む4人の高校生。小さな島ならではのコミュニティの問題も取り上げられています。表紙も爽やかで、生徒に好評です。
聖なる怠け者の冒険
本校では大人気の森見さん。独特の言い回し、すっとぼけた登場人物や設定、過去作品とのつながり等…何ともいえずまったりした世界にどっぷりと浸って楽しめる京都宵山の長い一日。
世界地図の下書き
いじめや虐待を受けて自殺してしまう子どもたちに“逃げてもいい”という選択肢を提示したかったというコメントを観ました。変えられないものは仕方がないというドライな視点が作者らしいと思います。
天平グレート・ジャーニー─遣唐使・平群広成の数奇な冒険
遣唐使って大変だったんだ!! と臨場感を持って実感できます。誠実な平群朝臣広成を中心に、唐の玄宗皇帝や阿倍仲麻呂、吉備真備、山上憶良など歴史上の要人も個性的な一人の人間として登場。読み応えあり!!
夏のバスプール
登校中にいきなりトマトをぶつけられた涼太…。さらっと読めてしまう軽いテンポの文章なのに、背景に東日本大震災やいじめといった重いテーマも配されています。エピソードや気持ちのとらえ方、表現方法が独特。
高校生にオススメ
はじめてのレシピ参加です。とりあえず…25人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2293回、公開:2013/11/28