雨やどりはすべり台の下で (偕成社文庫)
いつも黒っぽい服を着てパイプをくわえ首を前にかしげて歩き、人を避けているような不思議な人。雨森さんって、魔法使いじゃないか。そう思っていたのは自分だけじゃなかったみたい。
トムは真夜中の庭で (岩波少年文庫 (041))
親戚の家にひとり預けられたトム。眠れないでいると、真夜中に古時計が13も時を打った。そっと部屋を抜け出しみに行くと、裏庭は美しい庭園だった。そしてトムはその庭で、不思議な少女と友だちになった。
モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語
モモはただ静かに話を聞くだけ。でもモモに話すと悩みが解決する。 しかし時間泥棒が現れたおかげで、人々は忙しくなりすぎて、モモと話しに来なくなった。モモは時間泥棒から時間を取り戻すことができるだろうか。
思い出のマーニー〈上〉 (岩波少年文庫)
海辺の村の老夫婦にあずけられた少女アンナ。孤独なアンナは、同い年の不思議な少女マーニーと友だちになり、毎日二人で遊びます。ところが、村人はだれもマーニーのことを知らないのでした。
初雪のふる日
村の一本道にかかれた石けりの輪っかを見つけ、片足、片足、両足、両足…ととんでいると、いつの間にか前とうしろをたくさんの白うさぎたちがとんでいた。そしてもう、足をとめることができなくなっていた。
カラフル (文春文庫)
ぼくは死んだ。だが、輪廻のサイクルから外されてしまった。そして天使が笑顔で言った。「おめでとうございます。抽選にあたりました!」 ぼくに再挑戦のチャンスが与えられた。
霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)
夏休み、6年生のリナは1人で旅に出た。霧の谷の森を抜け、霧が晴れた後、赤やクリーム色の洋館が立ち並ぶ、きれいでどこか風変わりな町が現れた。『千と千尋の神隠し』に影響を与えたファンタジーの名作。
小学生高学年にオススメ
小学6年生くらい。ファンタジーとリアルの境界線を行き来し面白がれる特別な年頃かと思う。そんな時期はあっという間に過ぎてしまうのに。と、知っていたら、私ももっとこんな本を読んだかもしれないな。もったいなかったなぁ〜という気持ちを込めて。29人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1967回、公開:2017/01/21