豪華さを描いた文学作品(豪華版)

を探しています ⇒変更する

尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 近代文学編)

山田 有策

お宮の嫁ぎ先,富山唯継の「金力」がすごいぞ

ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)

ワイルド

冒頭の描写は,季節が微妙に異なる花の香りが同居していて幻想的かつ華美! サザーランドによる批評もあわせて読みたい. https://calil.jp/book/4622046512

春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫)

三島 由紀夫

大正時代の華族として生まれた「清顕」の太く短い一生を描く

わすれなぐさ (河出文庫)

吉屋 信子

横浜のフランス人マダムのところに秋のドレスを頼みに行くくだりがかわいく(原文では「かわゆい」),贈り物をめぐる意地のはりあいがほほえましい少女小説.

歓楽の家 (アメリカ女性作家 名作ギャラリー)

イーディス ウォートン

宝石のように気高い理想を抱きながらも身を持ち崩していく「リリー」の物語.宝石は富を象徴するだけでなく,そのむだのない美に清廉さを読み込むこともできるのだ

They Call Me Carpenter: A Tale Of The Second Coming

Upton Sinclair

アプトン・シンクレーア,『人われを大工と呼ぶ』(1930,谷・訳)は筒井康隆も絶賛 http://book.asahi.com/reviews/column/2011072903648.html

ダブリンの人びと (ちくま文庫)

ジェイムズ ジョイス

栄華を失いつつある一族の階級へのこだわりを,饗宴の食卓から「スタウトとエールと炭酸水の瓶からなる三分隊がそれぞれの軍服の色分けに従って整列している」のように映し出す“死者たち”など収録

きらびやかな生活にあこがれる労働階級のみなさんにオススメ

豪華な食卓,きらびやかな衣装といった,読者になじみがないけれどもすばらしいものを,いかにして文字の力だけで伝えるか,文学者の腕の見せどころのひとつであり,文学作品をあじわう醍醐味の最たるものと言っても言いすぎにはならないかと思います.そんな文学作品を募ったところ,みなさまにさまざまな名品をご推薦いただきました.
手に入るものには目を通したうえで,レシピにまとめましたので,どうぞご堪能ください.

15人の人が「いいね!」を押しています。

閲覧回数:1619回、公開:2016/02/16

レシピの感想を書く

書いた人 : pubkugyoさん

Philosophy User, Brute

Twitter : pubkugyo - 作者につぶやく

この人が書いたレシピ

もっとレシピを読む