ドリアン・グレイの肖像 (光文社古典新訳文庫)
冒頭の描写は,季節が微妙に異なる花の香りが同居していて幻想的かつ華美! サザーランドによる批評もあわせて読みたい. https://calil.jp/book/4622046512
歓楽の家 (アメリカ女性作家 名作ギャラリー)
宝石のように気高い理想を抱きながらも身を持ち崩していく「リリー」の物語.宝石は富を象徴するだけでなく,そのむだのない美に清廉さを読み込むこともできるのだ
They Call Me Carpenter: A Tale Of The Second Coming
アプトン・シンクレーア,『人われを大工と呼ぶ』(1930,谷・訳)は筒井康隆も絶賛 http://book.asahi.com/reviews/column/2011072903648.html
きらびやかな生活にあこがれる労働階級のみなさんにオススメ
豪華な食卓,きらびやかな衣装といった,読者になじみがないけれどもすばらしいものを,いかにして文字の力だけで伝えるか,文学者の腕の見せどころのひとつであり,文学作品をあじわう醍醐味の最たるものと言っても言いすぎにはならないかと思います.そんな文学作品を募ったところ,みなさまにさまざまな名品をご推薦いただきました.15人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1619回、公開:2016/02/16