戦国の城を歩く
中世から近世に書けての城郭について全体像をつかむことができます。もとはヤングアダルト向けのレーベル「ちくまプリマーブックス」に収められていた1冊なので、入門者に配慮された記述になっています。
図解戦国の城がいちばんよくわかる本 基本的な仕組みから縄張り図の読み方まで
「土の城」に焦点を絞った入門書。城の役割、仕組み、縄張り図の読み方、山城歩きに必要な装備などが説明されているので、初心者にはありがたい。
縄張図・断面図・鳥瞰図で見る信濃の山城と館
一人の研究者が数十年かけて踏査した1900か所の城館跡一つ一つについて縄張り図、断面図、鳥瞰図と立地、城歴などの解説を付した全8巻の大業。図書館で手に取って圧倒されてください。県境編、甲斐編もあり。
信州山歩き地図 3 里山編
元県警山岳遭難救助隊長による丁寧でわかりやすいイラストマップのシリーズ。2冊出ている里山編は山城を含む地図も豊富で、事前の情報収集でたいへん参考になります。
甲信越の名城を歩く 長野編
全国の城郭を紹介しているシリーズの1冊。59城を収録。宮坂武男氏の調査はかなり以前のものも含まれるので、新しく出た別の研究者の調査も参考にしましょう。2017年刊。
[ 和図書 ] 長野の山城ベスト50を歩く
『甲信越の名城を歩く』に同じく、新しめの本。こちらは2013年刊。平城17城も紹介。それぞれ扱っている城はけっこう違うので、どちらも買っておきたいところです。
長野県内の山城を歩きたい人ににオススメ
このほか、信濃の城郭についての書籍は『日本城郭体系第8巻 長野・山梨』『日本城郭全集第5 静岡・山梨・長野編 』『伊那の古城』『信濃史学会研究叢書2 信濃の山城』『信濃史学会研究叢書3 信州の山城』『定本 佐久の城』『定本 伊那谷の城』『定本 北信濃の城』『探訪 信州の古城』など、まだまだあります。17人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1260回、公開:2020/01/04