高畑耕治詩集
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純心花 : 詩集
詩が好きな人にオススメ
詩がやっぱり好きだと感じて頂けたらうれしいです。
① 詩ってなに?
こころのうた、感動の言葉による表現。ああ。
② なぜ書くのか?
書かずにはいられないから書いていること。
生きているから、生まれてきた感動があるから、伝えずにはいられない、核となる感動が源にあること。
③ なにを書くのか?
生きる意味を考え問いかけていること。
愛、おもいやり、人情があること。
センチメンタル、感情ゆたかであること。
社会批評性。ともに生きている人の声を、不正に折れず、発すること。
④ どのように書くのか?
言葉の意味を捨てていないこと。題詠でなく暗喩遊戯でないこと。
詩語も、詩句も、詩連も、詩そのもの、詩集構成全体の、つながり、断絶、流れの変化で、
詩を、心を、伝えようとしていること。
美しい言葉、響き、うたであること。
くりかえし、リズム、語の音、韻の繊細さ、強弱を感じとれる感性を持っていること。
言葉の歴史、文学の伝統を大切にしていること。文学が好き、和歌も、短歌も、俳句も、文楽も、言葉による心の表現に学んでいること。
現代詩人は、詩も進歩するものであるべきだと、現代社会のスピード変化と同期しなければならないと、見え隠れする信念を抱いていますが、私は詩は昔も今も変わらない、人としての心の表現だから、共感し感動するのだし、すべて進歩よしと押し付ける世の中にあって、進歩しないことが詩の生命だと考えています。表現の技巧の探究は芸術家として当然することだけれど、進歩ではありません。
誰もが裸の赤ん坊として産声をあげるように、詩もひとりの初めての産声です。進歩ではありません。
私は現代詩がつまらなければ、もっと深い感動を与えてくれる古典を大切に感じとるほうが良いと思います。生きること、いのちを感じとれる感受性、心は、衰えてしまっているかもしれません。謙虚にみつめたほうが、よいと思います。
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閲覧回数:1223回、公開:2017/04/08