夏にお勧め???良質のホラーが読みたい方へ

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夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

乙一

乙一の第一作。この作品はホラーかと言われるとそうでもない気もするが、ラストシーンで背筋が凍るような思いをするのは確か。物語は「私」の死体を主観として淡々と語られ、他にない独特の雰囲気を作り出している。

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黒い家 (角川ホラー文庫)

貴志 祐介

幽霊や怪物よりも生きている人間が何より怖ろしい…と改めて実感させられる作品。貴志祐介のホラー作品の中でも屈指の怖さである。『悪の経典』のラストに納得がいかない方に特にお勧め。こっちの犯人は雑じゃない。

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十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)

貴志 祐介

貴志祐介のデビュー作。劇場公開作品でありあの『リング』と同時放映だったので知っている方も多いと思う。 ちなみにタイトルの「ISOLA」には二つの意味があり一つは『雨月物語』の磯良である。もう一つは…。

ホラー好きにオススメ

『夏と花火と私の死体』は乙一のデビュー作で、『十三番目の人格 ISOLA』は貴志祐介のデビュー作、『黒い家』同著者の第二作である。お二人とも今もなお活躍している作家であり、いまもすばらしい作品をたくさん生み出している。お二人の作品に触れるならまずは初期作品を読んでほしいと思い、このリストを作成した。
もちろんどの作品もお勧めなのであるが特に『黒い家』がお勧めである。
映画化もされているが、正直原作小説のほうがずっと恐ろしい。『悪の経典』の映画がいまいちだった方はこの作品を読んで貴志祐介作品に対するイメージを改めてほしいところである。

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閲覧回数:1208回、公開:2013/11/03

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書いた人 : maedaさん

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