初心者なら揃えたい!『神社・神道』独学スターターキット【座学-神道-基礎・初級編】
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神社や神道に興味がある人にオススメ
俗に、お寺の宗教を仏教、神社の宗教を神道と呼びますが、ひと口に神道と言っても様々な学問があります。
神社で正規で働く神職は学校や神社附属の教育機関で神道や神道以外の宗教、法律などを学びます。
この度、セレクトした本は座学(座って学ぶ学問)と実践(作法や祭式、雅楽など実際に体を動かして学ぶ学問)のうち、前者の座学に絞りました。
そもそも神道には様々な宗派がありますが、よく神社や神道と呼ばれて紹介される神社神道に絞り入門向けの本を集めて見ました。世の中には様々な神道解説本がありますが、個人の見解に基づいたものや、非常に特殊な宗教の教えをさぞ一般常識かのように書いた本が溢れています。書店や図書館でもこれは正統な教えだなどと言いませんから、誰かに教えて貰える環境ではない独学者にはどれが良いのか本選びに迷うということもあると思います。
今回は神道教育機関たる國學院大学や皇學館大学の教科書や参考書、神社を包括する宗教団体の神社本庁を起点に入門書をセレクトしてみました。
現代の神道には神社神道の他、教派神道やその他に分類できる新宗教系神道など様々ありますが、有名どころの神社神道、教派神道を学ぶ上で基礎知識にある本だと思っています。
國學院や皇學館などで取得できる神職の資格は神社本庁が包括する神社に有効ですが、包括外の教派神道の神社でもこの神職資格を所持する人を前提条件に教派神道の神職教育を受ける事を可能とするところもあります。新宗教と呼ばれる団体も既存の神道をベースにしているところもありますから、この3つの本は役立つと思います。
神道いろは、神道学にて基礎を学び、わからないところは神道事典を引くのがオススメです。もっと学びたい人は神社新報社のオンライン書店の鎮守の杜というサイトで本を漁るのもよろしいかとは思いますが、殆どが旧かな遣いですので、読んで慣れるか、旧かなを先に勉強されると良いかと思います。
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閲覧回数:211回、公開:2024/11/05