ラジオの鉄人 毒蝮三太夫
「心は二枚目」毒蝮三太夫をより知りたいなら必須の一冊。意外な少年時代から、毒蝮命名される前の俳優時代、立川談志師に命名されての「開き直り」っぷりまで、理解できる。MP三十年の中継先一覧メモが圧巻。
毒舌の会話術―引きつける・説得する・ウケる (幻冬舎新書)
「愛のある毒舌」元文化放送アナウンサー、梶原しげるが世に受け入れられる毒舌を様々に拾い、考察した一冊。マムシ本を追うきっかけ。他におすぎとピーコの毒舌から、安住アナまで、ラジオ好きなら。
信仰の現場―すっとこどっこいにヨロシク (角川文庫)
「冥土にみやげを持たせる男」毒蝮MPの放送現場にも故ナンシー関が潜入。ナンシー文体が懐かしい。これが「ラジオの鉄人」のレポにつながった(はず)。他、矢沢栄吉コンサートやドッグショーなどに潜入。
談志受け咄
「蝮は全部打ち返す」談志家元が、毒蝮含む3人との付き合いをそれぞれ書いた交遊録。「マムシ受け咄」は後半三分の一を占める。家元の語り口さながらの文体は、好きな人にはたまらないだろな
落語にラジオ―まむちゃんつかちゃんの
「ラジオはごはん」故・塚越孝(ニッポン放送→フジテレビ)がうまくマム師匠の話を引き出してる。談志再出馬断念、まむしプロ誕生、腸閉塞から復帰のいきさつなど。LFで山谷親平のあとがま話があったとは驚き。
毒蝮三太夫をもっと知りたい人にオススメ
なぜ「ババア」と言っても喜ばれるのか。毒蝮三太夫さんについて、案外知らないことが多くありませんか?「どんな人?」「なんであんな人が成立するの?」知りたい時に読んでみるがいいさ。天下一品のコミュニケーション能力の秘密がわかるかもです。ひとまず4冊。+2冊。191人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:3571回、公開:2010/08/26