オーパ! (集英社文庫 122-A)
サイバラの「鳥頭紀行ージャングル編」は面白かった。その元ネタがこの本。オススメのコトバは必要ありません。手にとれば、原色の写真と開高健の文があなたをブラジルへ連れて行ってくれます。
檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)
男の料理本の原点ここにあり。淡々と料理の作り方が書かれているだけの本。「イカのスペイン風」「メハリすし」「パエリア」の作り方は読めば面白く、作れば幸せになれる。
人間臨終図巻〈1〉 (徳間文庫)
15歳で死んだ八百屋お七、37歳で死んだゴッホ、64歳だった壇一雄、没年順に人の臨終のありさまを綴っていく。人物の末期からその生涯を切り取っていく山田風太郎の描写力がすごい。
オジサンがカッコ悪いと思うあなたにオススメ
最近カッコいいオジサンがいない。やりたい放題のとんでもない奴でも、まじめな堅物でも年齢を重ねることによって、カッコよくなっていったオジサンたちはどこへ行ってしまたのだろう。私の大好きな、昔のオジサンたちの書いた素敵な本です。50人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2056回、公開:2010/07/03