夏の風がページをひらく

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星三百六十五夜 夏 (中公文庫 BIBLIO 天空の世界)

野尻 抱影

冥王星の命名者である著者が夏の夜空の星々のエピソードをまじえながら綴る星の日誌。夜が来るたび空を眺めたくなる。

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coyote(コヨーテ)No.13 特集・森と湖、小屋の島「フィンランドの短い夏」

ムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソンが、いくつもの夏を過ごした小屋がフィンランドのクールブ島にある。

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センネン画報

今日 マチ子

毎日ブログで描き綴られていた1ページマンガが収録されている。ほとんど台詞のない1ページはしんとしているのに、夏の制服や扇風機やプール、なまあたたかい風の感触が感じられる。

夏、どこかへ行きたい人にオススメ

夏になると、風が変わってどこか遠くのことを思うようになります。
星空を見上げたり、行ったことのない島に行ったり、昔のことを思い出したり。
そんな3冊を選びました。

星の名前は知らなくても、この日誌を読むと見上げた夜空にロマンを感じることができます。
都会の空からは星が少ししかみえないけれど、夕ごはんを食べたあとに、
散歩がてら風に吹かれて、夜空をみあげたくなります。
満天の星空を求めて文庫片手に、旅をしたいものです。

トーベ・ヤンソンが親友の画家トゥーリッキと夏を過ごした島に、いつか行ってみたい。
その島でヤンソンは夏の間中、物語を綴り、ピクニックをしたり泳いだり。
「島、ついに手に入れた私だけの自由、親密、橋も冊もない完全なる存在」
自分たちだけの島に憧れます。

制服を着た女の子と男の子。帰り道や教室や廊下。あの頃の夏の日。
台詞はほとんどないけれど、いつもそばにある見慣れたものたちが、
なにかを語っているような気がします。描き下ろしの「海から36km」は時間の旅。
待望のオールカラーで、その2も刊行されました。

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閲覧回数:2000回、公開:2010/07/04

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書いた人 : ちょうちょぼっこさん

10年くらい前から、大阪で私設図書館らしきものを週末だけ4人で開いてます。古本やミニコミもあります。
http://www.geocities.co.jp/chochobocko/

Twitter : chochobocko - 作者につぶやく

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