カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾秀介が気になる方へ。 この作家の『向日葵の咲かない夏』を読んでがっかりした方もきっと気に入ります。とにかく最後の最後まで楽しませてくれます。道尾秀介の最高傑作と思います。
ダイナー (ポプラ文庫)
平山夢明が気になる方へ。 マニアックな方にも、正常な方にもお勧めします。平山夢明の作品ですので、正常な方にはきついですが、この作品ならぎりぎり大丈夫ではないでしょうか?
影法師 (講談社文庫)
百田尚樹が気になる方へ。 この作家の『永遠の0』が良かった方はこちらもお勧めします。ラストが袋とじになっています。私は、この袋とじのラストシーンには納得ですが、皆さんはどう思いましたか?
クラインの壷 (新潮文庫)
岡嶋二人の最高傑作です。 ラストは大きな謎を残して終わりますが痺れるようなセンスオブワンダーが快感です。岡嶋二人の他の推理小説とは、作風がかなり違いますね。こちらは推理小説というよりSFです。
魔王 (講談社文庫)
伊坂幸太郎の長編では一番好きです。ストーリーが真っすぐなので、ぐんぐん読めます。ラストは謎を残した終わり方ですが、気に入った方、続編の『モダンタイムス』も良いですよ。
ミステリー好きにオススメ
ミステリー好きの方へ。ラストシーンでがっつり感動したい方。ちょっと普通じゃない、ちょっとマニアックな路線でも大丈夫な方。通勤電車で片道1時間以上の方。長編小説が苦にならない方。基本、本は文庫がいいねという方。古本屋巡りも結構好きな方。できれば難解な内容は避けたい方。私の書架から選んだお勧めの日本の長編小説です。24人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2297回、公開:2013/03/16