ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)
警察官の父を持つ主人公が夏休み中に起こった同級生の不審な自殺をきっかけにヤクザ(テキヤ)の親分を父に持つ彼女と近い距離になり、二人で事件の真相究明に乗り出す青春ミステリー。
会話が楽しいプチミステリーをお探しの方。にオススメ
もう何年前になるんだろう。サントリーミステリー大賞読者賞を受賞したデビュー作を本屋で買い何度も読み直し、今も本棚に並んでいるお気に入りの一冊。その「ぼくと、ぼくらの夏」同様に魅力的な登場人物達の洒落た会話と事件を追う夏の日々を描く樋口有介の代表的な文体が軽くて読みやすく、所々ほのぼのしたりできるミステリー小説を集めてみました。25人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1407回、公開:2012/07/15