コモリーマン@Yoga好き❤️さんの書評 2025/09/10
この本は、某情報番組で紹介されていた政治学者が推奨する基本書として取り上げられていたので、興味を持って手に取ってみました。
番組内では、民意をそのまま反映しないことが、民主主義の活性化につながるという一見逆説的な視点が紹介されており、これに惹かれて読んでみました。
本書では、直接民主制だけでは有権者の意思をそのまま政策に反映するだけになり、代表者が果たすべき客観的な判断が難しくなる可能性が指摘されています。 また、有権者の意思がそのまま通ることで、政治への無関心を招くリスクもあると述べられています。
これらの問題を解決するために、代表制という制度が提案されています。 有権者から選ばれた代表者が民意に縛られることなく客観的な判断を行い、政策に反映させることができるとされています。 さらに、有権者が政策と民意の乖離を感じた場合、それを議論し、代表者にフィードバックする行動が促されると述べられています。
個人的には、最後の章で有権者が代表制においてとり得るべき行動について触れられていましたが、代表者自身の行動についても言及があれば、より深い理解が得られたのではないかと感じました。
今回の読書で、代表者が民意をそのまま取り入れるのではなく、受け入れた後で客観的に判断することの重要性を学びました。 これは政治だけでなく、リーダーシップや他の分野でも重要な視点であると感じました。
このような視点を得ることができたのは、大きな収穫でした。
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