伝(でん、zhuan、傳)とは、儒教の基本経典となる六経に対する注釈書。記(き)と呼ばれるものもあり、合わせて伝記(でんき)ともいう。伝説上、孔子および孔子の直弟子(七十子、特に子夏)から伝承され、その系譜を受けたものによってなされた注釈をいう。