「失意」から立ち上がる話

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オレたち花のバブル組 (文春文庫)

池井戸 潤

ご存知やられたらやり返すお話。上からの理不尽にはそれ相応の報いを食らわせてやりたいというのが勤め人の共通の思いではないかと思います。

天下 家康伝 <上>

火坂 雅志

徳川家康は苦労と失意の連続に見舞われる人生でした。が、そこを部下と共にひたすら耐えぬき、苦汁を舐めさせられた武田や豊臣を食らった上で見事天下人になりました。

阪急電車

有川 浩

結婚直前で浮気をされた挙句婚約破棄され、怒りから元彼の結婚式にウェディングドレスで出席というなかなか棘のある事をする人が出てきます。 事の善し悪しはともかく、嫌な相手にはやり返すのも一考でしょうか

モンテ・クリスト伯[上] (偕成社文庫)

アレクサンドル・デュマ

そして実際にやり返したのがこちらになります。ただ、本作の主人公エドモンダンテスは恋人を取られた挙句冤罪で投獄もされたため、その分復讐の仕方もより強烈となっています。

転んでもただでは済まさないぞ!という方にオススメ

4/21は4(し)2(つ)1(い)の語呂あわせになります。
あまり落ち込みたくはないですが、
人生どうしても何かしらの壁にぶつかったり望みもしない悲劇に遭遇してしまうものです。
そうして気分の沈んだときはポジティブになるような自己啓発本…読むのもいいですが、
それよりも気分転換をかねて小説はいかがでしょうか。
ということで今回は失意したり落ち込んだり絶望した人物が、
相手にぎゃふんと言わせる小説を特集します。
人生につまずいたとき、物語の主人公ならどう立ち向かうか。どうあがくか。
そしてどうやり返すか。どう叩きのめしてやるのか。
憎い相手や敵にはそれ相応の報いを食らわせたいというのが人情。
実際にやり返せるかどうかはともかく、
「あー俺もこういう風にやってやりたい!」
「こういう仕返しもありか!わっはっは!」
とか思っているうちに気分もリフレッシュできるのではないでしょうか。

※これらの本は平成29年4月21日(金)中津川市立図書館の「日替り展示コーナー」にて紹介しました。

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閲覧回数:1367回、公開:2017/04/21

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