中野京子と読み解く 運命の絵
絵画における運命的瞬間、歴史の転換点、生死の境、ファムファタル(運命の悪女)などについて絵の細部画像とともに解説を加えます。その作品における運命の瞬間を一緒に味わってください。
いつもと違った目線で絵を楽しんでみたい人にオススメ
上野の森美術館で10月7日から始まっている「怖い絵展」。作家、ドイツ文学者の中野京子氏の人気著書『怖い絵』シリーズにちなんだ展覧会です。このようなテーマは絵画の展覧会としては異色で、絵画を借りるのにいつもとは違った苦労があったようです。それだけに、稀有な展覧会の一つとして観る価値もありそうです。歴史や宗教的な要素を裏にたくさん含んだ絵画は、印象派以降の絵画と違う楽しみ方があり、それが人気の秘密なのかもしれません。展覧会は12月17日まで。展覧会に行く人も、行けない人も、それぞれの楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。17人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1057回、公開:2017/11/01