天地明察
江戸時代の天文学者「渋川春海」を主人公にした小説。2010年に本屋大賞を受賞しました。確固たる緻密な計算力に裏打ちされた天体観測の力で、改暦を成し遂げた主人公の想いが静かな感動を呼びます。
月のえくぼ(クレーター)を見た男 麻田剛立 (くもんの児童文学)
江戸時代の大分県杵築市に、自然の不思議に心を引かれる少年がいました。その少年が将来月面に自分の名を残すことになるとは、誰が想像したでしょうか?
星空に魅せられた男 間重富 (くもんの児童文学)
同じく江戸時代に麻田剛立と出会って、その弟子になった間重富。世界一正確な天文からくり時計を完成させ、「寛政の改暦」を成し遂げるまでの道のりを追ったお話。
天文学者になりたい人にオススメ
宇宙の広さに魅せられ、生涯をかけてその謎を追い求めた天文学者の先駆者たち。満足な工具類も材料も施設も無かった時代に成し遂げた偉業が、今の天文学を支えています。その情熱と物事を成し遂げる力を、私たち日本人は持っているはずなのです。22人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:1269回、公開:2013/02/15