小早川コレクション「麗しのマイセン人形」展に寄せて

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マイセン人形―箱根マイセン庭園美術館所蔵

前田 正明

「接吻する男女」から「パゴタ人形」まで、30種がこの1冊に。 中でも、ばら色のほほの愛らしい子どもたちやキューピッドに思わず胸キュン。おしゃれな衣装のサルのオーケストラはどんな曲を熱演中なのかしら?

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マイセン磁器―時を超える美

橋田 正信

31㎝×22㎝と大判の本です。表紙の写真にあるように、作品をクローズアップで見ることができるのが魅力。女性や動物をかたどった作品の毛描きの繊細さにはオドロキです。しなやかなポーズにうっとり~ですよ。

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マイセンのばら―磁器絵付ハンドブック

ウヴェ ガイスラー

著者は国立マイセン磁器工場で絵付けに従事されていた方。カップやソーサーに絵付けをする手順が構図の段階から完成まで詳しく書かれています。この細密な技術が人形にも活かされていることがよくわかる1冊です。

マイセンがお好きな方。にオススメ

2012年11月23日から2013年5月6日まで、多治見市にある岐阜県現代陶芸美術館ギャラリーⅠ内で、小早川コレクション「麗しのマイセン人形」の展覧会が行われています。

多治見市図書館では3月中旬までの予定で、マイセン人形やカップやソーサーなどマイセンの陶磁の本を中心に、3階陶磁器関連コーナーで展覧会関連資料の展示を行っています。

マイセンに併せてお隣の瀬戸市で焼かれたセト・ノベルティと呼ばれる陶磁器製の装飾品や、レースドールの本も展示しています。マイセンとは異なる技法の陶器の人形の魅力にも触れてみてください。

硬質で冷たいイメージが先行しがちなの磁器ですが、繊細で優美な、温かみをたたえた一面に触れることができるでしょう。

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閲覧回数:1692回、公開:2013/01/15

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