「その人らしさ」の伸ばし方、支え方

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サンダードッグ―9.11 78階からの奇跡の脱出劇

マイケル ヒングソン

全盲の著者は9.11に世界貿易センタービル78階から盲導犬ロゼールと共に脱出を果たした。非常時にも落ち着きとユーモアを忘れない著者の行動と、そんな彼を作ってきた過去のエピソードが語られる。

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サイボーグとして生きる

マイケル・コロスト

難聴者の著者はある日完全に聴力を失う。彼は人工内耳を頭に埋め込み、機械が制御する「音」と新たな生活を始めた。 人工内耳との試行錯誤の日々を通して著者自身が内面の変化を意識していく様が興味深い。

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ぼくたちが見た世界―自閉症者によって綴られた物語

カムラン ナジール

自閉症の著者は幼いころ「自閉症児のための特別支援クラス」に在籍していた。大人になった著者は、当時の「クラスメイト」を訪ねる旅に出る。著者とかつての旧友は、その後の人生をどう歩み、どう変わったのか。

どうやって「その人らしさ」を支えるかを考えている人にオススメ

多治見市は
・子ども一人ひとりの違いを大切にし個性として尊重するまち
・子どもが安心して自分らしく生きることができるまち
・お互いを尊重し、共に支え合うまち
・子どもが多治見の今と未来をつくっていくことのできるまち
・平和と環境を大切にし、世界とつながっていくまち
を目指して「多治見市子どもの権利条例」を作り、11月20日を「たじみ子どもの権利の日」と定めています。
紹介した3冊の本には、いわゆる「ハンディキャップ」を持つ著者が大人になるまでに、家族をはじめとした周囲の人から、安心して生活し、自分の個性を活かせるよう様々なサポートを受けてきたエピソードが語られています。
いろいろな人に「その人の望むものを、その人の望むように」かなえるためのサポートとはどういうことか、それを考えるためのヒントが見つかるのではないでしょうか。

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閲覧回数:1861回、公開:2012/12/07

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