翔べイカロスの翼―青春のロマンをピエロに賭けた若者の愛と死 (1978年) (翼シリーズ〈3〉)
あなたは覚えていますか?青春のロマンをピエロに賭けた若者の愛と死を。強靭な意志と忍耐力、そこから生まれる責任感と自分に対する厳しさを彼は忘れなかった。彼はイカロスになれたのか・・・
サーカス村裏通り (ノンフィクション・シリーズ“人間”)
都会暮らしに疲れた35歳の子持ちが、サーカスのテント村に飛び込んで炊事係りになったのはなぜか。そこには、深い孤独と恐怖に一人で立ち向かう芸に魅せられた人々の姿が・・・。大宅賞受賞の著者が描いた人間。
人生に煮詰まり、言葉にし難い疲労感と挫折感の中にいる人にオススメ
夢は夢のままなのか、実現しなくちゃ夢ではないのか、そもそも夢ってなんだ?なんだか生きにくい世の中、先の見えない世の中に居て、生身の人間が体を張って生きているサーカス団。そのテントはまるでひとつの国家であり、宇宙であるようだ。なんだかんだ言って、人間は孤独のなかで自分と向き合いながら生きていく生き物なのだ。14人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:658回、公開:2012/10/26