きのう何食べた?(4) (モーニングKC)
このマンガとにかくお腹がすくレシピばかり&明日から使える内容で、汎用性が高いことこの上なし!料理と生活の距離感が最高です。玉ねぎ炒めないハンバーグは我が家の定番レシピになりました。
ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50
映像と食事について一家言ある料理研究家、福田里香さんの新刊はドラマの中のフードの扱われ方に関するフード理論の本!イラストがオノ・ナツメさんなのも含めてオススメです。映画の見方がかなり変わります。
マンガ食堂
マンガに出てくる食事を実際に作ってみよう!というレシピ&マンガ本。昨今の新しいマンガのレシピから、これ料理…なの…?みたいなのまで含めた「マンガに出てくるアイコンとしての料理」が豊富。傑作です!
海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)
この作者の話には生活のアイコンとして食べものが非常に印象的につかれているのだけれど、特にこの巻のカレーとしらすトーストの使い方は絶品!繰り返し出てくる「味の記憶」が、生と死を描き出す様は見事に尽きる。
きのう何食べた? 3 (モーニングKC)
うまい!食べたい!おいしそう!という感慨と同時に、生活の中の食べ物へのちょっとした不満が書きこまれているのもナイス。男同士で同居しているのに肉々しくないのも汎用性高し。
失恋ショコラティエ 1 (フラワーコミックスアルファ)
内容は相当にドロドログチャグチャな恋愛ものなんですが、そのせいなのかそれだからなのか、主人公の店のチョコの美味しそうなこと!目からヨダレが出て止まりません。チョコがかつて媚薬だったことが実感出来ます。
リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)
食べ物を食べたくなるように描く作家さんとしてはこの人も忘れちゃいけないオノ・ナツメ。中でもずばり生活と食事の話であるこれは入れるでしょってことで。仕事と食事の蜜月を感じずにおられない名作です。
ご飯を作りたくなるマンガを探している人にオススメ
気がつくとよしながふみの強力さにひれ伏してしまいます…。というか、BL作家の食べ物を描くとき、意識的においしそうに描いているのではないかと思ったり。そこには性欲と食欲の密接な関係が透けて見えるようです。オノ・ナツメさんも水城せとなさんも、BLではそこらへんを非常に意識的に描いてた作家さんなので。それとは別に福田里香さんの「食べ物と作品の中の人間関係への考察」は一種の理論でもあって、まとめられると納得しきりです。23人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:2266回、公開:2012/05/31