紹介
“森は海の恋人“のふるさと・舞根(もうね)から
夏休み、8月8日のできごと。
小学1年生、はじめての作文が絵本になりました。
舞根の漁師であり、エッセイスト・クラブ賞受賞の祖父・畠山重篤が自身の少年時代を描いたエッセイ『“生きもの好き”少年記』を同時収録。
舞根に暮らし、舞根の自然を“はんこ”で表現するイラストレーター、叔母・白幡美晴のイラストが寄り添います。
牡蠣いかだがうかぶ海。生命ゆたかな汽水湖・湿地。落葉広葉樹がひろがる森。
“凪(なぎ)”という名前の少年と祖父、生きものと自然へのまなざしが、宮城・舞根の「小さな世界」で交差します。
世界じゅうが凪ぎますようにーー祈りをこめて上梓する「小さな絵本」です。
こども(だけで)も、おとな(だけで)も、いっしょにも。
多くの方にお読みいただけますように。
「小さな出版社」ヒマールとこぶな書店の共同出版レーベル・ヒマッコブックス第2弾!
目次
左開き はたけやまなぎ「ととのはたけと、うたれちゃったしか」
右開き 畠山重篤「“生きもの好き”少年記」