紹介
■福祉作業所「ちいろば園」の四半世紀。創設者の一人として、園の運営に携わる歳月を通して思ったこと、考えたことの記録。
障がい者と共に生き、生かされるとは。
■「自分より良い人間としての子供」(大江健三郎)という言葉を指針としつつ、障
がい(児)者に教えられ、生かされた日々。その低い眼の位置から、統合教育の
実践的な意義を明らかにし、教育とは、福祉とはどうあってはならないかを考え
る。
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣o・
1■ 障がい児(者)の「優しさを不可能にする」もの、それは利潤追求と競争原理
に貫かれた今日の体制だ。上からの福祉政策や、障がい(児)者・弱者を片隅に
追いやろうとする権力の独善を告発する。
目次
序 章 ちいろばの歩み
緊急提言 憲法が危ない
第一章障がい者と共に
第二章教育の現場から
第三章 戦いと競争の時代に
終 章 いまキリスト者として