目次
この本の使い方
PART.Ⅰ 木の名前を覚えよう
木の名前の上手な覚え方/葉の特徴を覚える/花で木の名前を覚える/果実で木の名前を覚える/樹形と樹皮で見分ける木/植物の分け方/木の名前の知識
PART.Ⅱ 散歩で見かける針葉樹・広葉樹100
針葉樹:イチイ、アカエゾマツ、トドマツ、カラマツ、メタセコイア、ニイヒバほか計18種/マツ属の見分け方
広葉樹:ナナカマド、ハルニレ、エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、キタコブシ、カシワ、ブナ、ニセアカシア、アオダモ、エゾムラサキツツジほか計82種/サクラ類の見分け方
和名索引/学名索引
参考文献/あとがき
前書きなど
1.この本は『北海道樹木図鑑』(佐藤孝夫著・亜璃西社刊)の姉妹編で,「木の名前を知りたい,覚えたい」という人のための入門書です。全体を,PART.Ⅰ「木の名前の上手な覚え方」とPART.Ⅱ「身近な木100種」の2部で構成しています。
2.PART.Ⅰ「木の名前の上手な覚え方」では,葉の形や花、実などの特徴で木の名前を覚える方法を説明しています。難しいと感じたら,太字部分の解説だけをまず読んで,覚えてください。
3.北海道には約290種の自生種が,野山に生えています。さらに,道外から導入された種(園芸種を含む)が200種類以上植えられています。PART.Ⅱ「身近な木100種」では,その中から特に,北海道の公園や街路・庭などで身近で見られる木100種(道内自生種55種,本州や外国からの導入種45種)を紹介しました。針葉樹~広葉樹の順に掲載し,広葉樹は主要なものから並べています(本書に掲載されていない木いついて知りたい方は,『北海道樹木図鑑』をご覧ください)。
4.PART.Ⅱの解説文では,以下について説明しています。和名(木の名前),科名,学名,データ(別名,漢字名,アイヌ語名,中国名,英名,主な観察場所),解説本文では,特徴,葉,花,果実,類似種との区別,分布(または原産地),用途,名木,市町村の木,メモを詳述。そのほか,名前の由来と見分けのポイントを囲みで紹介しました。なお,アイヌ語における植物名は,特定の部位を指すものだけ,名称のあとに部位名を補足しました。(以下略)
(「この本の使い方」より)