目次
序章 サン=シモンとは何者か
第1節 問題の所在――サン=シモンが生きた時代と社会の様相
第2節 サン=シモン思想をどのように読み取るか
第3節 思想活動に至るサン=シモンの前半生
第1章 前期思想(一八〇二〜一八一三年):精神的なるものの探究
―ヨーロッパ社会を平和にするための科学―
第1節 ヨーロッパ社会の諸問題を前にして
第2節 自然科学を用いた社会観とそのさらなる理論化
第3節 人類の歩みをめぐる歴史観と現在
第2章 転換点(一八一三〜一八一四年):精神から世俗への移行
―ヨーロッパ社会への具体的提案―
第1節 ヨーロッパ統合ヴィジョンの提案へ向かって
第2節 サン=シモンのヨーロッパ統合ヴィジョン
第3章 後期思想(一八一四年〜一八二三年):世俗的なるものの探究
―ヨーロッパ社会を再組織するための産業―
第1節 社会の歩みをめぐる歴史観と現在
第2節 政治は道徳の一帰結であるということ
第3節 産業体制における政治的諸制度
第4章 最後の提題(一八二三〜一八二五年)
―ヨーロッパ社会をめぐる思想家として、改革者として―
第1節 社会主義をめぐる諸問題
第2節 宗教を超える宗教、あるいは新キリスト教
終章 サン=シモンのヨーロッパとその射程
第1節 ヨーロッパ社会という文明の歩みをめぐる歴史観
第2節 ヨーロッパ社会とはどこか、ヨーロッパ人とは誰か