消費税は「弱者」にやさしい！

桜井　良治（著）

通算 2 読みたい！

もっともっと探す

+もっと

の図書館をまとめて探す

近くの書店在庫を調べる

CiNii Booksで大学図書館の所蔵を調べる

詳しい情報

出版社: 言視舎(2011-11-28)

単行本（ソフトカバー）: 223 ページ

ISBN-10: 4905369142 ISBN-13: 9784905369141

ほかのサービスで見る

版元ドットコムカスタマイズ

紹介

「消費税は『逆進性』があるから、低所得者層に負担が大きい」（⇒だから反対）と考えていませんか。それは間違いです。これは「額」と「率」を混同させたり、１パーセント以下の差異を針小棒大に拡大したり、データ抜きの議論によって発生した虚構あるいは神話です。この虚構を、だれでも入手できるデータを駆使して論破します。著者は「御用学者」でも、硬直したイデオロギーに金縛りになってもいません。財政学の専門でありつつ、家族を介護しながら、生活する立場から経済を見直した結果が本書です。本書を抜きにして増税論議は進みません！

序章▼消費税の実態を解明する本書の視点　２章▼消費者統計で見る公平さの実態…高所得層の方が多く負担、個人負担と歳出も含めた公平　３章▼「逆進性」の統計実態…増税後の階層別負担と「逆進率」の変化　４章▼「逆進性」問題の発生と理由　５章▼低所得者は廉価購入で消費税負担が少ない　６章▼階層別転嫁率考慮で「逆進性」は消滅　７章▼消費税額還付で「逆進性」は減退・消滅ほか

前書きなど

「消費税は『逆進性』があるから、低所得者層に負担が大きい」（⇒だから反対）と考えていませんか。それは間違いです。本書を抜きにして増税論議は進みません！

書評とコメント

この本の感想を書いてみよう。この本にコメントする