目次
『震災学』一〇年の応答 : 巻頭言
<震災学>から<被災学>へ : 巻頭特別座談会
『震災学』一〇年を語る : 座談会
防災・減災の実践とは何か : 特別インタビュー
<議論空間>としての『震災学』 : 多様な領域から各地の災害を捉え直した、その先へ
「海辺を巡る自然とヒトと私」の一二年
女川町での子どもの運動支援についての執筆経験から
災害と皇室その表象 : <痛み>への寄り添い/死者への<悼み>
東北学院大学「震災の記録プロジェクト」は何を問うたのか : 学生の創造的価値
被災地のミュージアムの歩みをふりかえる : <不要不急>の仕事が果たす役割
<石巻まちの本棚>の一〇年 : 一箱本送り隊の活動を通して
集合的トラウマと災害伝承 : 鉱山ダム決壊から半世紀後のバッファロー・クリーク
記憶と想起の作法-なまえをめぐるダイアログ : 日本災害復興学会助成「上手な思い出し方研究会」中間報告
はじめに
「かれ」と「あなた」のあいだ震災後、故郷を思い出すとき
「遺構」と呼びますか?
それぞれの“あのとき”
「大川小」の名に隠された地域の文化と悲劇
<震災伝承>が問いかけるもの : 持続的な取り組みのために
東日本大震災慰霊碑一〇〇基を訪ねて : 悼みと祈りを未来へつなぐ
関東大震災とカルピス : 救援物資の<白い水>が国民飲料となるまで
それぞれの関東大震災-百年後に思うこと : 怪談文芸が生まれるとき
『荒地の家族』とその前、その後
新芥川賞作家あれこれの記
記憶のパッチワークを携えて
小説が生まれるまでの時間
第六回仙台短編文学賞受賞作発表 : この一年の振り返りとともに
東北学院大学賞 : 選評
仙台市長賞 : 選評
受賞の言葉
竹
世界が終わる日
こたえあわせつづく