目次
はじめに
第1章 ところで、広告って何だろう?
1 ぼくは、クラフトマン
2 広告を定義してみる
曖昧な広告
広告の二面性
広告はコミュニケーション活動である
ブランドは信頼と継続から生まれる
広告は差異化を生むものである
第2章 信頼を生む広告、信頼で生む広告
1 たったひとつのこと
2 リーダーシップが効果的な広告を生む
3 個と個でつながる関係性
4 効果的な広告は信頼から生まれる
第3章 広告の制作現場から
1 サントリーウーロン茶 [サントリー×安藤隆・葛西薫]
2 キユーピーマヨネーズ [キユーピー×秋山晶]
3 いいちこ [三和酒類×河北秀也]
4 ソフトバンク [孫正義×佐々木宏]
5 ビッグ・アイデアの広告
「そうだ 京都、行こう。」
「違いがわかる男」
「priceless」キャンペーン
6 「幸福な広告制作の現場」に共通すること
第4章 地域のデザインと広告の制作現場から
1 本質のデザイナー・梅原真
しまんと緑茶 [四万十ドラマ・畦地履正×梅原真]
国頭村 [沖縄県国頭村×梅原真]
『とさのかぜ』 [高知県×梅原真]
2 地デザイナー・迫田司
山間米 [山間米組合・中脇裕美×迫田司]
地乳 [高知県佐川町×迫田司]
3 口蹄疫問題をめぐるデザインと広告 [宮崎県×日高英輝]
10万頭パネル
お礼新聞広告とポスター「元気を産もう。」
口蹄疫がもたらしたもの、そしていま
4 一乗谷「町おこしプロジェクト」 [福井市×佐々木宏]
5 個と個のつながりと「参加性」
第5章 幸福な広告へ――CMディレクターから見た広告の現在と未来
1 広告は幸福な関係から生まれる
「おかね」から「ゆたか」へ
広告の過去と未来をつなぐもの
2 CMディレクターから見た広告制作のいま
企画の空洞化
「はじまる前に終わっている」という現実
ブラックボックスの消滅による「可視化と共有化」
デジタル化
お客様第一主義
3 オフ・コマーシャルという実験
オフ・コマーシャル第一弾「DIGAWEL」
オフ・コマーシャル第二弾「シャボン玉石けん」
その後の展開
4 三・一一と広告の現在
広告クリエイターの挑戦
ポジティブ・シンキングから幸福の探求へ
5 CMディレクターから見たCMの未来
あとがき
今村直樹が会いに行った人々