紹介
がんばれ 現場実習!
──とはいえ,空回りに終わらぬように,ポイントを押さえた この本,読んでおいてください
本書は,専門家になるために課せられている「臨床心理実習」の手引きです。実習での心得と,実習中に必要となる臨床心理やその周辺領域の知識をコンパクトにまとめています。充実した実習を行うために欠かせない1冊となりました。
第1部は,多様なオリエンテーションと多様な現場に共通する知見の,基本の中の基本ともいえる部分だけを取り出し,整理しました。第2部は,学生が実習先 で出会う疾患について,事例の理解に結びつくためのクライエントの背景にある家族に対するアセスメントを含め,解説しました。
本書を片手に,臨床心理実践への冒険をはじめましょう。
目次
第1部 実習のための基本
第1章 臨床心理の実践にむけて
第2章 臨床心理実習に当たっての心得
第3章 臨床心理実習の領域別基本事項
第4章 子どもの臨床心理
第2部 実習のための臨床メモ
第1章 妄想と幻覚
第2章 うつ病
第3章 パーソナリティ障害
第4章 発達障害
第5章 心身症
第6章 自傷行為
第7章 摂食障害
第8章 強迫性障害
第9章 ひきこもり・不登校
第10章 トラウマ
第11章 虐待やDVなどの家族の問題
第12章 事例の背景にある「家族」を考慮すること