目次
はじめに――新しいリラクセイションで世界が変わる
第 I 部 からだとこころの心理療法
第1章 心身複合体としての人間
1.からだと性格
2.からだと感情
3.からだと知覚
4.からだとコミュニケーション
5.緊張と心身の不適応
第2章 従来の心理療法におけるリラクセイション
1.催眠療法とリラクセイション
2.行動療法とリラクセイション
3.自律訓練法とリラクセイション
4.漸進的弛緩法とリラクセイション
5.自己コントロール法とリラクセイション
6.動作法とリラクセイション
第 II 部 サートを学ぶ
第3章 主動型リラクセイション療法:サート――その基本理論
1.サート・スピリッツ─サートにおける人間理解
2.サートの主要概念
3.自分感
4.サートの主要概念の関連性
第4章 サートの基本技法
1.サート面接の特徴と効用
2.サートの基本技法とその進め方
3.プレ・アセスメント
4.サートの基本姿勢:側臥位姿勢
5.課題の実施
6.系統 I (上体のリラクセイション)
7.系統 II (下体のリラクセイション)
8.系統 III (全体のリラクセイション)
9.ポスト・アセスメント
10.心理治療としてのサート面接の実際
11.課題実施全般における留意点
第5章 ひとりサート
1.ひとりサートの心得
2.進め方
3.ひとりサートの実際
第 III 部 サートの実践
第6章 事例から理解するサート
1.アルコール依存・うつ症状の画家の事例
2.急性リンパ性白血病を患ったSさんの事例
3.0歳の脳に損傷のある肢体不自由児(A児:#1時に月齢10カ月)
4.サートを用いて過敏性腸症候群の症状が改善した男子高校生の事例
5.受験不安を抱える吃音症の青年の事例
6.子育て支援事業におけるサートの活用