紹介
2人に1人が罹り,3人に1人が死亡するがん。
2008年に制定されたがん対策基本法の骨格をなす施策として,「がん拠点病院の制定・整備」と「プロフェッショナル養成プラン」があります。
本書は,この一環として,不足している緩和医療の人材育成を図るために,京都大学で行われたがんプロフェッショナル養成プラン「緩和医療講義」を書籍化したものです。
疼痛コントロールや精神症状,コミュニケーションといった緩和医療における中心的なテーマに加えて,化学療法,放射線療法,リンパ浮腫,地域連携,栄養と輸液などのテーマも取り上げました。緩和医療についての多角的な観点から緩和医療について学べるようになっています。
医師,看護スタッフ,医療ソーシャルワーカー,セラピスト等,多くの緩和医療に関わる人たちの必読書となるものでしょう。
目次
第1章 緩和医療総論
岸本寛史
第2章 疼痛・オピオイドの使い方
岸本寛史・赤澤麻衣子
第?T項 痛みとは?(岸本寛史)
第?U項 オピオイド鎮痛薬の使い方(赤澤麻衣子)
第?V項 疼痛コントロールのコツ(岸本寛史)
第3章 痛みのコントロール2
古谷秀勝
第4章 精神症状
林 晶子
第5章 化学療法と緩和――そもそもがん医療とは
柳原一広
第6章 緩和医療における放射線治療の役割
光森通英
第7章 リンパ浮腫のケア
井沢知子
第8章 栄養と輸液
土生康司・永口美晴
第?T項 栄 養(永口美晴)
第?U項 輸 液(土生康司)
第9章 がん性疼痛治療の進歩
堀 泰祐
第10章 がん患者の退院支援
宇都宮宏子
第11章 コミュニケーション
成田慶一
第12章 消化器症状の緩和
吉岡 亮
第13章 在宅ホスピス
渡辺 剛