目次
プロローグ
第Ⅰ部 軍用墓地とは何か
第1章 軍用墓地という「軍事文化」
第2章 軍用墓地と日本の近代
第3章 帝国の軍事文化-英国の博物館・墓地・追悼碑-
第4章 戦争の終わらせ方と軍用墓地-フランクフルト条約からサンフランシスコ条約まで-
小 括 戦争の終わらせ方と軍用墓地問題
第Ⅱ部 日本の軍用墓地
第5章 「万骨枯る」空間の形成-六鎮台の陸軍埋葬地-
第6章 「水漬く屍」のゆくえ-海軍埋葬地-
第7章 軍人の墓-イエ・ムラ・静岡陸軍墓地-
第8章 軍用墓地の戦後史
小 括 軍隊と戦争の記憶-軍用墓地の語るもの-
第Ⅲ部 欧米とアジアの軍用墓地
第9章 国家的顕彰と国民的和解-アーリントン「国立墓地」-
第10章 軍用墓地の創始-英連邦の王家・国家・国民-
第11章 ドイツ圏の軍用墓地-ドイツ軍用墓地管理国民協会とオーストリア黒十字-
第12章 戦後アジアの軍用墓地1-台湾の場合-
第13章 戦後アジアの軍用墓地2-韓国の場合-
小 括 国民にとっての軍用墓地・国立墓地
エピローグ