目次
映画のスピードについて ある弁明 私の主張する演技 「シーン」と「ショット」 新人作家の主張 原作小説とその映画化 テレビ・ドラマはコントである 私の演出態度 しろうと批評と専門批評の違い スターであることと無いこと わたしの女優論 実在性喪失の現状 近松と新派に帰る 映画批評家とは何か 映画を知るための四册の本 余りにアマチュア的映画作家の希望する映画批評とは サディズム映画論 女優=巫女になるための条件は 三島由紀夫さんのこと 拾遺「黒澤論」黒澤監督を訪問する ヴィスコンティとカステラーニの作風 ルキノ・ヴィスコンティ論 ヴィスコンティ論 悲劇的な人間へ向けるリアルな眼 最も多望の新人監督フェデリコ・フェリーニ 『青春群像』とフェリーニ 『甘い生活』背徳とその救済 ヴィットリオ・デ・シーカ反イタリア的精神 映画人の主観 太陽はひとりぼっち パゾリーニとボロニーニの間 マキュアヴェリは葡萄酒を守った イタリアン・リアリズムは生きている 現代フランスの"私映画" 主観的世界を描く喜劇 新しい大衆性の発見通俗ドラマと絶縁 現代のフランス映画 世にも怪奇な物語 結論なき思考、〈他人の血〉の拒否 アメリカ的オプティミズム 暴力とは人間の根源的な情熱だ。しかし…
ゲテモノの真実味溢れる大傑作である… 粗野で善意で果敢で滑稽なヤンキーたち 映像主義とは? あらゆる映画手法を拒否した詩的情念の世界 この悪魔的ムードと絶望的暗さの伝統! 黄土塊のうねりとアメリカ人の自由の原型 自作を語る 次回作『女の小箱・より 夫が見た』 人間とは何か-『女の小箱・より 夫が見た』で描きたかったこと 次回作『卍』 谷崎の世界とギリシア的論理性-『卍』について 次回作『陸軍中野学校』 『遊び』で描きたいもの 『音楽』と愛とセックスと 演出意図 『大地の子守歌』で描く逞しい女性 次回作『曽根崎心中』 『曽根崎心中』について 『エデンの園』を撮り終えて 『偽大学生』の思い出