目次
第1章 本書の目的と検討方法
1 「生ける計画」の提唱と意義〈計画のあり方を求めて〉
2 計画「ストック」評価の必要性〈計画はその効果の蓄積で評価されるべきである〉
3 「八郎潟新農村計画」の事例としての意義〈国のモデルとしての計画の今日的意義〉
4 計画ストック評価「学」の意味〈計画は常に検証されて発展する〉
第2章 農地開発と集落整備の展開
1 農地開発の史的展開と八郎潟干拓〈農地開発の意義と展開〉
2 大規模干拓集落の展開〈同時代における八郎潟干拓の特異性〉
第3章 八郎潟干拓地計画の展開
1 八郎潟干拓の経緯〈時代の画期としての事業計画〉
2 八郎潟干拓の実現に向けて〈格段の配慮下の国家事業〉
3 新農村建設の構想〈農政の転換〉
4 農政転換と集落計画の変転〈戦後の農村計画理念の展開〉
第4章 八郎潟総合中心地計画の理念と評価
1 総合中心地の基本方針〈国のモデル農村としての思想〉
2 居住区域内施設等の計画〈大規模新農村としての居住環境確保〉
3 生産施設地区内等の配置計画〈大規模農業機械化のための整備〉
4 住宅計画〈大量入植集落のための「型」住宅供給〉
5 欧米の新都市計画理論との比較〈世界の新都市計画,日本のニュータウン開発との比 較〉
第5章 「生ける計画」としての計画ストックの評価
1 計画ストック評価の視点〈生ける計画としての計画ストックの評価〉
2 八郎潟新農村の計画ストック〈計画ストックの多様な評価〉
3 八郎潟新農村計画ストックの将来的意義〈計画ストックの地域性と社会的意義〉
第6章 計画ストック評価学の発展
1 計画ストック評価の重点的検証
2 計画ストック評価学の展開に向けて〈計画学の発展を見定めるために〉