目次
第1章 庁舎建設の背景
1-1 昭和期合併による建設後60年の歳月経過(老朽化)
1-2 東日本大震災による庁舎の破損と耐震性への危惧
1-3 平成期市町村合併後の新庁舎建設への機運と国の誘導
1-4 その他公共施設の整備完了(公共施設等総合管理計画の制約)
1-5 全国における市町村本庁舎の建替え状況
1-6 補足
第2章 庁舎計画における主な検討事項
2-1 住民の合意形成
2-2 庁舎位置~平成期合併の焦点
2-3 建設費用の捻出~合併特例債の功罪
2-4 整備手法~新築か改修か既存施設の転用か
2-5 施設の性能(構造、環境・設備、住民利用)
第3章 庁舎の建替えは合理的か?
3-1 建物のライフサイクルコスト
3-2 ライフサイクルコストをめぐる建築分野の研究
3-3 評価できない心理的コスト・社会的コスト
3-4 シミュレーションによる建替えと大規模改修のコスト比較
3-5 将来的な物価上昇を仮定したコスト比較
コラム1 栃木市庁舎
第4章 新庁舎に求めるもの
4-1 基本計画(基本構想)で取り上げられる項目
4-2 庁舎のあり方~「市役所」から「市庁舎」へ
コラム2 那珂川町庁舎
第5章 庁舎設計における住民参加のかたち~下野市における設計検討ワークショップ
5-1 ワークショップとは
5-2 庁舎基本設計とワークショップ
5-3 ワークショップの成果
5-4 建設工事でのワークショップ
5-5 設計における住民参加の課題
コラム3 佐野市庁舎
第6章 栃木県内の取り組み
6-1 下野市
6-2 大田原市
6-3 日光市
6-4 鹿沼市
6-5 真岡市
6-6 小山市
6-7 壬生町
6-8 那須塩原市
6-9 那須烏山市
6-10 栃木県内での庁舎計画を振り返って
おわりに-社会の将来を見据えた庁舎