目次
児童文学研究の思想 (研究総論) 児童文学研究に志す人へ 日本児童文学研究のあゆみ 〈評論〉と〈研究〉のあいだ 児童文学=〈資料〉と〈研究〉をめぐりて 地方=地域の児童文化とその研究 〈児童文学研究〉と〈女性〉 一冊の本解かれて死なずば 日本の〈遊び=おもちゃ研究〉のあゆみ 〈子どもの権利〉思想のあゆみ 私の生き方・わたしの研究
時代の波・運動の波 (研究各論) 江戸期の童話研究書 『江戸期昔話絵本の研究と資料』(内ヶ崎有里子)を褒む 書評一束=児童文学前史 少年文学研究会=児童文学研究組織の初発 児童芸術研究会編『児童芸術講座』について 児童芸術協会と雑誌「可愛い芸術」 日本童話協会と「童話研究」 日本童話協会編『綜合童話大講座』解題 もうひとつの日本童話協会 児童文学卒業論文の嚆矢 『現今少年読物の研究と批判』(遠藤早泉)について 『芸術を基調とせる低学年の教育記録』(霜田静志)について 『少年文学史「明治篇」』(木村小舟)のなりたち 『小山作之助先生の面影』(村上市郎)について 『ペチカは燃える(今川節)』(江守賢治)について 『日本童画史概観』(船木枳郎)について 児童文学者の追悼文集 近代日本における児童文化組織と日本児童文学者協会 日本児童文学学会と「児童文学研究」 日本イギリス児童文学会二十年と聞いて 『日本児童文学大事典』を読む 児童文学評論・研究賞の一片史 中国語訳『児童文学概論』その他のこと 書評一束=近代児童文学 ある著作権侵害問題について ある剽窃事件の次第 〈研究〉にも〈エチケット〉あるべきこと 書評一束=児童文化
荒野に鍬を入れた人たち (研究者論) 東基吉=幼児教育・幼児文化の鍬入れ人 上月とき子=最初の女性児童文学評論家 滑川道夫=その児童文学研究の仕事 〈滑川道夫文庫〉を見る 国分一太郎氏 〈圭〉の生涯=藤田圭雄 弥吉菅一さんを思う 関英雄=その児童文学評論 冨田博之=その人と生き方 哀悼上地ちづ子 児童文学研究=北[ボウ]の人たち 関口安義さんとわたし