目次
目 次
はじめに…………………………………………………………
仮想は現実を模擬できるのか
―シミュレーションを用いた組織の意思決定研究の可能性…
鹿児島大学法文学部法経社会学科経済コース
助教 安藤 良祐
中央銀行デジタル通貨(CBDC)の本質に関する一考察……
鹿児島大学法文学部法経社会学科経済コース
助教 呉 博宇
奄美群島における高等学校等就学支援金の影響の考察……
鹿児島大学人文社会科学研究科
地域政策科学専攻 角 祥平
学生の学びから社会実装へ
―「地域人材育成プラットフォーム」の事例から……………
総合教育機構高等教育研究開発センター
准教授 出口 英樹
法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター
特任助教 日髙 優介
日本における都市圏の人口推移………………………………
鹿児島大学法文学部法経社会学科経済コース
助教 Yu Kijun
権力とガバナンスの諸問題-憲法学の視角から……………
鹿児島大学法文学部法経社会学科法学コース
助教 三上 佳佑
前書きなど
はじめに
鹿児島大学大学院人文社会科学研究科地域経営研究センターでは、2024年度より従来の体制を一新し、毎月の研究会の実施やブックレットの発行、シンポジウムの開催など地域研究のフロンティアを開拓する様々な試みをはじめている。
本学部においても環境が激しく変化しているなか、これまでの本センターの経済・経営学分野での研究に終始するのではなく、多領域におよぶ本学部の強みを活かすべく、専門分野を法学や教育分野の先生にも協力を仰ぎ、鹿児島の地域課題を解決していこう、という嚆矢を目的としている。
そこで本センターでは、これまで鹿児島の様々な地域と若手研究者との接点を増やし、「地域を経営する」という目標の達成に向けたガイドとしての役割が担えないかと模索している。
本ブックレットは、その第1弾として位置づけられる。センターの2024年度事業として実施する地域経営研究センターシンポジウム2025『鹿児島地域研究のフロンティア』“人口減少下における価値を生み出す地域経営”にて行うニーズシーズマッチングのシーズ集としての役割を持つためである。
なお、本ブックレットの発行並びにシンポジウムの開催にあたっては、鹿児島大学法文学部学部長裁量経費教育研究特別経費の助成を受けている。
鹿児島大学大学院人文社会科学研究科 地域経営研究センター長
市川 英孝