目次
【表紙】
伐出から地拵え・植栽を同時に行うことでコストダウンを図る「一貫作業システム」の全国普及に向け、関東地方で初めての現地検討会とシンポジウムが10 月1日に開催された。
【ニュース・フラッシュ】
◆WTOで5か国が木材ポイントに異議 カナダが質問書、EU・米など同調
◆新栄合板、タマホームなどに木づかい感謝状 自治体から東京都港区、需要分野に広がり
◆今年度グリーン賞に牧野道幸氏(名古屋市) 「現場第一主義」で地形・地質を徹底調査
◆サントリーが「水科学フォーラム2013」を開催
◆「日英馬搬シンポジウム」を初開催、人材の養成機関を
◆えりも岬など「後世に伝えるべき治山」60事業地を選定
◆施業プランナー公開セミナー、日吉町の模倣から次へ
【緑風対談】
秋の人事短評──行く人・来る人・戻る人
▽島田元長官が本省に復帰、「林政の進度は速い」
▽基金の理事が交代、元道局長の山崎氏から津元氏へ
▽博士号取得済みの柴田氏が上智大学の教授に転身
【遠藤日雄のルポ&対論】
スギ平角で成長を続ける関東の雄・二宮木材
▽年6万m3の丸太を消費、平成17年に平角製材へ参入
▽豊富な良質材の付加価値を高めることが製材の使命
▽長さ6mまでなら十分な競争力、強度を数値で裏付け
▽「在庫なし」を徹底排除、土・日もフル稼働が続く
【突撃レポート】
フローリングへのスギ活用を加速・矢島木材乾燥
▽年間42万~43万m3を生産、文教関係中心に全国へ納入
▽台板の“スギ化”に続き、WPC加工でフェイスにも使用
▽ブナの無垢材活用で出発し、複合フローリングで飛躍
▽節や穴は表面処理でカバー、組立工場として成長目指す
【地方のトピックニュース】
◆「一貫作業システム」を関東で初めて試行 造林コスト3割減目指し、3か年で実証
▽集材をしながら地拵え、フォワーダの帰り荷にコンテナ苗
▽容器はサイドスリット付きに優位性、トータルな視点で
▽地域ごとの特性にどう適合させるか、来年は夏植えを試行
◆中川町が家具用広葉樹材の供給システム 第1弾としてクルミを旭川の宮地氏へ
◆秋田の3か所でバイオセミナー、10月23日に総括フォーラム
▽雪山から460トンを収集、バイオコークス製造も始まる
◆三重県多気町にバイオ発電所、FITで中電に売電
【りんせいダイアリー300秒】
◆10月23日に日本と韓国の森林を知るシンポ
◆文科省が学校木造化の講習会を全国3会場で
◆10月18日に林野庁会議室で国際動向報告会
◆FSCジャパンがビジネスフォーラムを開催
◆「トトロの森・親子自然観察会」参加者募集
◆奈良のまち並みと古事の森シンポに300人
【データ・ファイル】
林野庁10月1日付け(一部9月30日付け)人事異動発令者一覧