目次
【表紙】
5月8日に日比谷公園小音楽堂前広場で第21回森と花の祭典「みどりの感謝祭」が、秋篠宮同妃両殿下ご臨席のもと開催された。第21回「みどりの文化賞」を受賞した田中文男氏や山火事予防ポスター原画入賞者への表彰などが行われた。田中氏は、重要文化財の修復・復元をはじめ、木造住宅や一般建築の設計施工など棟梁・宮大工として幅広く活躍し“ 学者棟梁”として親しまれている。
【ニュース・フラッシュ】
◆修正協議の末、公共建築物木材利用法成立 建築基準法見直し、バイオ利用など追加
▽裏の推進力は官庁営繕、「木造計画・設計基準」新設
◆中国の木構造設計基準に「国産材」明記を 輸出振興協議会が働きかけ、基金を造成
◆民間活力で地籍調査を推進、「平成検地」シンポで議論
◆経常利益41億円減も反転回復へ──住友林業3月期決算
▽国産材取扱量を増加、環境ビジネス10年後に120億円
◆日林協など対象に公益法人「事業仕分け」スタート
【緑風対談】
固定価格買取制度で林地残材を引き出せ 425万m3を発電燃料に、新法を検討
▽山元で6千円/m3、発電所着で1万2千円/m3!
▽石炭火力発電所での混焼だけで膨大な需要になる
▽「未利用」の証明、トレーサビリティーなどが課題
【遠藤日雄のルポ&対論】
長期優良先導モデルで地域材を活用、三井ホーム
▽国産材利用へ試行錯誤重ねる、物理的性能を重視
▽北海道・長野・四国・鹿児島で地域色を打ち出す
▽国産材も外材も同じ競争条件、地産地消が鍵になる
【突撃レポート】
国内最大のPBメーカー・日本ノボパンが林地残材に注目
▽堺工場の生産ライン刷新が奏功、「不況でもしのげる」
▽構造用・フロア台板が主力に、3交代24時間操業を継続
▽解体チップに替わるものは?…今春に“実験”を実施
▽移動式チッパーの能力を活かせる「量」へ、官民協力を
【地方のトピックニュース】
◆欧州+日本の技術で新型タワーヤーダ開発 住友林業、東大、機械メーカーが共同で
◆1ha以上の皆伐に留意事項、岐阜県が設定 小面積・分散、保残木など、計画を改定
◆庄原市にリグニンの量産プラント、来年4月に完成
◆栃木の「山の幸」ブランド化へ、推進協議会が発足
◆豊田市で人工林の団地化加速、2年で1090haに
◆竹炭で川の浄化、放置竹林整備も─遠賀川流域住民の会
【中央団体シーズンの動き】
◆アセトアルデヒド問題解決───全木連
◆提言実現へ、財政再建が課題──林経協
▽フォレストック認定制度を新法人に移管
◆加盟社数が50社に増加─もりかみ協議会
【りんせいダイアリー300秒】
◆素材(丸太)の自給率が72・9%に上昇
◆鹿大が技術者養成プログラムの受講生募集
◆「そばの里 森林の楽校2010夏」開講
◆農林中金が「再生基金」の今年度募集開始
◆「文化財の森」シンポジウムを6月13日に東大で開催
【事務所移転】
グリーン航業(株)
【人事・消息】
林野庁人事異動(5月10日付け)
【訃報】
今道力さん(いまみち・つとむ=(社)日本林業経営者協会相談役)
【広告】
スカイキャリージャパン(株)
日本林業調査会(J-FIC)の本