目次
第一部 革命と党を語る
党がなければ革命はできないか
共産党を超える新党を創ろうとした
反スターリン主義の立場に立つ
共産党・革マルの官僚主義との闘い
学生出身の職業的革マルには運動なんてわからない
現実と関わりのない理論には従えない
革マルをいつやめたのか
「内部の敵との対決」は内ゲバを正当化するか
革命ではない社会変革へ
階級関係だけでは人間はとらえられない
社会主義の理想を捨てず、主体性を持とう
相互扶助が原点になる
闘うヒューマニズムに立つ
テロリズムかレジスタンスか
自分が党派に入れた人間をどうするか
未踏の可能性としての党
部分社会の自立と連合
「組」的団結の展望
第二部 労働者と組合運動を語る
労働組合を創るとき
理論武装しないと組合運動はできない
青年部をつくって反合理化闘争へ
新左翼労働運動の草創
国鉄新潟闘争の教訓
三井三池闘争の経験
革マル流「革命的労働運動」と松崎流「戦闘的労働運動」との対立
黒田理論と松崎動労
社共との共闘と齟齬、そして大転換
分割民営化賛成は裏切りか?
ヨーロッパ労働運動における政治党派の位置
敵と対峙しながらの後退戦
国労一〇四七人問題をめぐって
議会幻想の果て
企業内組合の負の遺産
新しい労働運動の芽
サンジカリズムと労働組合主義
負け方、収め方をどうするのかが問題だ
よき指導者とはどういうものか
第二、第三の松崎はかならず生まれる