目次
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「憲法堂々」(他略)2021年10月19日、第49回衆議院議員総選挙公示日(10月31日投票)に記す /凡例/序にかえて
第Ⅰ部 はしがき
第1章 コロナ・人類・地球/第2章 安倍内閣「7.1閣議決定」違憲訴訟にとりくんで
第Ⅱ部 資料篇 長坂伝八「7.1違憲訴訟」の記録
第1章 長坂伝八「7.1違憲訴訟」資料(その1 資料・横浜地方裁判所関係/その2 資料・東京高等裁判所関係/その3 資料・最高裁判所関係)
第2章 長坂伝八「7.1違憲訴訟」のとりくみの報告と資料-新聞記事・レジュメ・案内ちらし等-
第3章 憲法堂々テーゼ10―憲法論の再構築(第1次案)
第Ⅲ部 あとがき
第1章 元旦と「朝生」・コロナ/第2章 故郷・三河/第3章 果敢/第4章 「国権論か、民権論か」/第5章 「自分を貫く」(高倉健)/第6章 本書にとりくんで、考えたこと/最終章 時代精神としての絶対平和(再)
第Ⅳ部 むすび -展望にかえて-
前書きなど
◎本書を推薦します
法学博士 小林 節
本書の基本テーマは、「日本国憲法9条による世界平和の実現」である。それは、著者の信念というよりももはや人格そのものに昇華している。本書は、言葉の力だけで平和を実現し人権が尊重される社会を実現しようとする、著者の魂の叫びの記録である。戦争法違憲訴訟で門前払いされた著者の体験の先に見えてくるものは、同じ思いの人々がまずは政治権力を握ることの必要性である。
千葉大学教授 栗田 禎子
行動する歴史家長坂伝八さんならではの渾身の書です。歴史を動かすのは民衆のたたかいであることを確信し、自ら実践している著者の姿勢に学び、あとに続きましょう。
東京学芸大学名誉教授 馬渕 貞利
日本国憲法は奇跡ともいえる歴史的諸条件の中で人類が生み出した歴史的宝庫である。この憲法どおりの日本をつくるために、畏兄長坂伝八氏が全力を傾注して編まれた本書が一人でも多くの人びとのもとに届くことを願っている。
集団的自衛権行使容認閣議決定・安保法制違憲訴訟上告人 珍道 世直
閣議決定は、国民に法的効力を及ぼすものではない。ゆえに訴訟の対象にならない、という大きな壁をくつがえすため、歴史的事実を解明され「閣議決定は国民に大きな影響を与えてきた」と立証された。本書は、長坂氏が全存在を傾けて書かれた感動の書です。
白梅学園短期大学名誉教授 西村 汎子
最近になって長坂氏の他にも、公然と核抑止論を批判する人が現れてきました。長崎市の鈴木史郎市長は「平和宣言」の中で、「核抑止に依存していては、核兵器のない世界を実現することはできない。私たちの安全を守るためには地球上から核兵器をなくすしかない。」とし、「今こそ核抑止からの脱却を勇気を持って決断すべきだ。」と呼びかけました。
この声に私たちの声を続けましょう。