紹介
ボルドーワインの文化、醸造技術、
テロワールそして所有者の変遷
世界的なワイン誌『FINE WINE』の編集チームが総力を挙げて手掛けるワインシリーズ。第3弾は、フランスワインの威光の頂点に君臨し続けるボルドー。傑出した評判にかかわらず、一般の消費者にとっては閉ざされた印象のボルドーをもっと親しみやすいものにするために、シャトーの奥深くに隠されてきた秘密に迫る。ワイン鑑定士のジェイムズ・ローサーが、左岸と右岸の両方から最上のワインを生み出し、語るに値する物語を持つ90の生産者を厳選し、その哲学を描く。歴史・文化・市場といったボルドーの概要から、格付け、1982～2009年のヴィンテージ、極上ワイン100選など、読み応えある情報も凝縮。全世界のワイン愛好家の心をしっかりと捉え続け、いま大きく変わりつつあるボルドーの全貌を美しい写真とともに明らかにする。
目次
今、ボルドーで何が起きているのか？／序文 ヒュー・ジョンソン／まえがき
序説
1 歴史・文化・市場：貴族の血、新しい血、そして投資
2 気候・土壌・品種：ボルドーのDNA
3 葡萄栽培：原点への回帰
4 ワインづくり：テロワールの翻訳
5 格付け・規制・商業：パリ1855年からパーカー100点まで
最上のつくり手と彼らのワイン
6 メドック
7 ぺサック、グラーヴ、アントル・ドゥー・メール
8 サン・テミリオン
9 ポムロール
10 その他の右岸地区
11 ソーテルヌとバルサック
ワインを味わう
12 格付け：メドック、ソーテルヌ、サン・テミリオン、グラーヴ、Liv-ex
13 ヴィンテージ：2009～1982
14 上位10傑×10一覧表：極上ワイン100選
用語解説／参考図書／索引
