目次
まえがき (岩本和子)
第1部 交流の歴史
第1章 1866年の日白修好通商航海条約に関する歴史社会言語学的考察 (石部尚登)
第2章 ベルギーで学んだ最初の日本人は誰か? ─いつ、何処で、何を─ (武居一正)
第3章 ベルギー大使の記録にみる関東大震災─時代と現地の状況をふまえた再読の試み─ (山口博史)
第4章 ドクロリー・メソッドにおける「自己」─昭和初期の富士小学校に与えたインパクトの思想史的内実─ (渡邉優子)
第5章 「日白修好150周年」はどのように語られたか─メディア談話の分析をつうじて─ (中條健志)
【コラム】Belgique, le Cœur d’Europe (北原和夫)
【コラム】ベルギー・日本間の50年にわたる文化交流─アーツフランダース・ジャパン(旧フランダースセンター)の場合─ (ベルナルド・カトリッセ/鈴木義孝 訳)
第2部 交流と文化
第6章 アメリー・ノトンと日本 (岩本和子)
第7章 日本におけるベルギー・オランダ語文学の受容と翻訳出版の実態 (井内千紗)
第8章 1960年代日本のグラフィック・デザインにおけるルネ・マグリットの受容 (利根川由奈)
第9章 フランソワ=ジョゼフ・フェティスの著述における日本音楽 (大迫知佳子)
【コラム】ベルギーBDとはなにか? (猪俣紀子) 250
第3部 交流の「場」
日本とベルギーの交流の歴史とこれから 第3回「ベルギー学」国際シンポジウム パネルディスカッションより (奈良岡聰智、ディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク、上西秀明、岩本和子・司会)
日白交流関連年表
あとがき (中條健志)