目次
「強制の処分」概念と個人の「権利」
差し押さえた証拠物の他事件への流用と令状主義
長期監視撮影の包括的規律に向けて
イングランド・ウェールズにおけるDNA捜査の規制の在り方
体内に嚥下された証拠物に対する強制採取
刑事弁護士はどういう弁護士か、それはどう変化したか
捜査機関側の違法行為と手続打切り
公訴時効と法定刑
保釈条件の不明確性と過度広汎性
保釈と電子監督
弁護側証人刑事免責論の展開
カナダにおける証拠選定手続(Voir Dire)と自白の許容性基準
非伝聞(非供述証拠)と自白
伝聞例外における「必要性」と「信用性の情況的保障」の概念について
司法面接の結果の実質証拠としての利用について
児童ポルノ事件とタナー法・再考
違法収集証拠排除における違法事実の立証責任についての検討
韓国の違法収集証拠排除法則の発展とその現象
責任能力の判断方法
最判平30・7・13と最判平22・4・27中の説示「間接事実中に、被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明することができない(あるいは、少なくとも説明が極めて困難である)事実関係が含まれていることを要する」の関係
死刑事件における被告人の上訴取下げについて
ドイツにおけるノバ型不利益再審規定違憲判決
供述の変遷と証拠の新規性
刑事再審法の現在と展望
心神喪失者等医療観察法の運用と法的性質
補助金等適正化法29条1項と詐欺罪周辺の鳥瞰図
二元的犯罪論の各論的考察