目次
土井政和先生・福島至先生の古稀をお祝いして 拘禁刑をめぐる素朴な問いの覚え書き
自由刑の単一化と純化をめぐる連続と不連続
自由刑受刑者への処遇の義務づけ
拘禁刑をめぐる二つの議論
資格制限としての受刑者の選挙権制限
ドイツにおける再社会化法の展開
自由刑と保安処分の異同に関する考察
「矯正」の解体
ソーシャルワーカーが「ソーシャルワーカー」として中核を担う社会内処遇・非拘禁的措置
犯罪学における離脱理論の展開と論点
少年司法における迅速性の要請
特定少年と大麻使用罪の創設
フランスにおける保護観察制度改革について
オーストラリアにおける知的障がい者施策の歴史的展開
オバマ政権下における刑事司法改革
欧州逮捕状に関する近時の裁判例について
任意同行された被疑者と弁護人等との接見機会の保障
ごみの押収
司法面接「的」手法の問題点
訴因変更制度についての一考察
訴因変更における「不意打ち」概念再考
「被告人が犯人でないとしたならば合理的に説明することができない (あるいは、少なくとも説明が極めて困難である) 事実関係」 (最判平22・4・27) は間接事実中に必要か
工藤會四事件における共謀認定の問題点
工藤會死刑判決と共謀共同正犯としての関与にかかる認定手法
有効な弁護を受ける権利と訴訟の構造・序説
当事者主義とVIS (Victim Impact Statement)
ドイツではなぜ再審開始決定に対する検察官抗告が禁止されたのか
再審請求手続の承継
「死刑」の量刑方法に照らした審理のあり方
死刑と直前告知
いわゆる目的犯にいう「目的」の範囲に関する覚書
特定個人に向けられた差別表現と名誉毀損罪
