目次
序文(松浦 章)
泊園書院の隆盛とその教育(吾妻重二)
「人間観察家協会」と初期人間学的まなざし(柏木 治)
〈生の論理学〉に向けて(木岡伸夫)
カール・ヒルティ晩年の思想の批判的考察(芝田豊彦)
唐物素材の能・狂言(関屋俊彦)
近世絵画史における浜田杏堂(中谷伸生)
政争のなかの科学事業(橋本敬造)
「清楽」考(長谷部 剛)
ゴメルス・カリーユの正体(平田 渡)
趙充国伝小考(藤田高夫)
火野葦平「妖亀伝」論 金銭に翻弄される物語(増田周子)
ヒンプンの諸相からみた中国文化の展開(森 隆男)
安禄山女婿李献誠考(森部 豊)
西欧的知性とその運命(井上克人)
域外中国語研究の新しい段階(内田慶市)
日本中世後期における経典解釈(大島 薫)
唐話資料「小孩児」の語法について(奥村佳代子)
Goliardic and Canonical:Two Treatments of the Mass in Harley 913(パトリック・オニール)
神楽と供物の構造とパフォーマンス分析(熊野 建)
エリストンから祖父エドワード・ギボンへのリン号持分の譲渡について(芝井敬司)
厳復と訳語:科学(沈 国威)
シンガポール・台湾の閩粤系廟と祭神(二階堂善弘)
「子供神」考へ向けて(蜷川順子)
延安の南泥湾五七幹部学校について(萩野脩二)
日本のナマハゲとヨーロッパのクランプス(浜本隆志)
アヘン戦争直前における廣州来航の欧米船(松浦 章)
ブラウンシュヴァイクにおけるオイレンシュピーゲルとムメの伝説(森 貴史)
コケインの国を求めて(和田葉子)